次世代の太陽電池と期待されるペロブスカイト太陽電池が離陸期を迎えます。開発で先行する積水化学工業は、2025年中の量産化を発表。同年4月開幕の大阪・関西万博でも、同電池搭載施設を設置します。25年はまさに「ペロブスカイト元年」といえそうです。

社会が抱える課題の解決を目指すスタートアップの動きからは、業界の未来を見通せる。本連載ではZuva（ズウバ、東京・新宿）のデータベースを基に、特定分野で最先端を走るスタートアップを5社選定し、解説する。今回のテーマは「人型ロボット」だ。

大規模言語モデル（LLM）の開発は、高価なAI（人工知能）用GPU（画像処理半導体）を数千個以上搭載するAIスーパーコンピューターで発生する様々なハードウエア故障との戦いである。米Meta（メタ）が最近発表した論文で、その実態を明らかにした。

オープンソースソフトウエア（OSS）だと思って使っているソフトの中には、利用に際して警戒すべき「要注意ソフト」が存在する――。そうした警告を社内に発しているOSPO（Open Source Program Office）が複数あることが分かった。

大成建設は、独自開発の3Dプリンティング技術を用いた既設柱への巻き立て耐震補強で、耐震性能を検証する交番載荷実験を公開した。通常の鉄筋コンクリート柱と比べて耐震性能が大幅に向上することを確認できた。内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム（SIP） ...

中国のシャオミは、オンライン限定のスマートフォンブランド「POCO」を日本で本格的に展開する。主要ターゲットはスマホゲームのユーザー。日本ではゲーミングスマホに逆風が吹いている。そうした中で、POCOは成功を収められるのだろうか。

構造用製材の供給先を確保したい住友林業と、国産材の安定調達を図りたい大東建託の思惑が一致した。両社は2025年2月13日、国内外の幅広い分野で業務提携すると発表。大東建託は提携の初弾として、住友林業グループの製材会社である木環の杜（こわのもり、福島県 ...

16型の大画面ディスプレイを備えながら1.5kgと軽量で、かつ最薄部は13.9mmに抑えた薄型ノートパソコン。性能と機能は最高クラス。それでいて直販価格は21万9800円。コストパフォーマンスは抜群に高い。

パソコンを選ぶ際、その心臓部であるCPUの性能を見定めることは極めて重要だ。今CPU選びで最も注目すべき点は、AI処理専用のプロセッサー「NPU」 ［注］ ...

東京都八王子市内の賃貸アパートで鉄骨製の屋外階段が崩落し、住人1人が転落死した事故から約4年。警視庁は2025年2月14日、施工者である則武地所（相模原市、事故後に自己破産）の元会長の男性を業務上過失致死の疑いで書類送検した。

埼玉県八潮市の道路陥没を招いた下水道管内の腐食は、点検時点でかなり進行していた可能性がある。下水道管の維持管理に詳しい日本大学の保坂成司教授に、今回の陥没事故と点検について聞いた。（聞き手は佐藤 斗夢＝日経クロステック／日経コンストラクション） ...

前編では「爆速」とも表現される中国車の開発期間の短さと日系自動車メーカーが抱える課題を整理した。開発期間の短縮と品質の維持をどう両立させるか。後編ではその両立のため昨今、日系自動車メーカーが取り入れ始めた車両開発の人工知能（AI）活用について紹介する ...